犯罪被害者遺族への誹謗中傷に対し、検察に被疑者が送致されたことについてのご報告。

本日2024年7月4日、理事長中江に対する誹謗中傷に対して、検察に被疑者2名が送致されたことをご報告いたします。

2023年11月某日、X(旧Twitter)のスペースにおいて、本法人理事長中江美則(京都亀岡事故遺族)、一般社団法人関東交通犯罪遺族の会(あいの会)の小沢樹里(埼玉飲酒9人危険運転致死傷遺族)、松永拓也(池袋親子死傷事故遺族)3名に対して、尊厳を著しく貶める発言や人格的中傷、現実には全く存在しない性的中傷をされ言葉では言い表せないほどの虚偽をあたかも事実のように公共の場で発言されました。

2023年11月より検討し、適切な法的対応を願い、警察に相談のうえ被害届を提出しました。警察の捜査により、中江•小沢に対しては名誉毀損、松永に対しては侮辱罪で本日送致(送検)されました。

皆様の声や的確なご指示をいただき、本日に至ることをご報告するとともに、ご心配やご配慮をいただきましたこと、誠に感謝申し上げます。

私たちは、誹謗中傷の問題が非常に深刻であると感じています。犯罪被害者は、残念ながら二次被害として誹謗中傷を受けやすい立場にあります。大切な人の命を奪われたり、体や心を傷つけられた犯罪被害者が、さらに誹謗中傷を受けるような二次的な犯罪が今後起こらないようにしていきたいと考えています。言葉の暴力で人が傷つくことのないよう、声を上げ続けていきたいと思います。

報道関係者の皆様におかれましては、警視庁捜査一課が問い合わせに対応するとのことです。遺族の負担軽減のため、現時点での直接の問い合わせはご遠慮いただきますようお願いいたします。

                                             NPO法人ルミナ 代表  中江美則

                                   一般社団法人関東交通犯罪遺族の会 代表理事  小沢樹里

                                   一般社団法人関東交通犯罪遺族の会 副代表理事 松永拓也